1990年、日本でまだコラーゲンが健康食品としてほとんど認知されていなかった時代、大阪医科大学元学長 山中太木(やまなかもとき)医学博士、榎木義祐(えのきよしすけ)医学博士、そして小牧久時(こまきひさとき)農学博士がおこなってきた、さまざまな研究結果をいただき試行錯誤の上、自然派コラーゲン『エス・ワン・エス』が誕生しました。
『エス・ワン・エス』の誕生は、3つキーワード「豚皮」「高分子」「副原材料」でした。
- 山中太木1909-1997
大阪医科大学元学長
コラーゲンをはじめとする医学の基礎研究に従事し、1990年にコラーゲン補助食品を開発。 - 榎木義祐1932-2012
大阪医科大学卒業後、同大学大学院修了。
日本アレルギー学会専門医。日本アレルギー学会功労会員。 - 小牧久時1926~2010
京都大学大学院博士課程修了。 国際地球環境大学大学院名誉総長。1975年、ノーベル医学・生理学賞候補として正式指名。
「豚皮コラーゲンの力」
『エス・ワン・エス』の原料は大阪医科大学元学長の山中太木医学博士の指導で、1990年の発売当初から豚皮を使用しています。
結論から言いますと、「アミノ酸の組成が人間に近しく、14種類の動物の実験において成績が一番よかったから」と言うのがその理由です。
コラーゲンは、もともと18種類のアミノ酸の集合体です。ひとつのコラーゲン分子は、 約1,000個のアミノ酸でできています。
コラーゲンを形成しているアミノ酸は、動物によってその配列順序に若干の違いがあり、人間と一番近い配列をしているのが豚のコラーゲンなのです。
豚が医療の世界で使われていることからも人間にはなじみ深いものだといえます。
以前は、全ての動物のコラーゲンが同じものだと思われていましたが、山中博士は「種が違えばコラーゲンにも何らかの違いがあるはず」と考え、実験を重ねてそれを証明しました。
現在では、コラーゲンのアミノ酸の組成(繋がり方)は、種によって違いがあるだけでなく、同じ種でも部位によって違うこともわかっています。
「なぜ高分子コラーゲンなのか」
榎木義祐医学博士は、「高分子コラーゲンを摂取すると一部が消化器官をすり抜けて、アミノ酸に分解されずに高分子のコラーゲンのまま体内に取り込まれる。この高分子コラーゲンに含まれるアミノ酸の「特定の配列」が身体に刺激を与え、コラーゲンの生成を促すのではないか」と推測しています。
市場に出回っているコラーゲン商品の中には、水に溶ける粉末コラーゲンや液体タイプのコラーゲンのように「ペプチド加工(低分子)」されたものが多く見られます。コラーゲンに特殊な加工を施して低分子化したもので「吸収が早い」というのがキャッチフレーズになっているようです。
分子が細かければ吸収が早いのは当然ですが、残念ながらペプチド加工するとアミノ酸がバラバラになってしまうため、榎木義祐医学博士のいうアミノ酸の「特定の配列」が含まれる可能性が下がります。
大切なことは水に溶けることや、吸収が早いことではなく、身体が持つ酵素でアミノ酸の「特定の配列」を残し、身体に刺激を与えることができるか。ということに結論づいたのです。
だから、『エス・ワン・エス』は豚皮から抽出したコラーゲンを、高分子のまま粉末にしているのです。
「こだわりの副原材料」
せっかく摂ったコラーゲンは、できるだけ無駄のないように有効活用したいもの。配合されている成分には、すべて理由があるのです。
エス・ワン・エスは以下の副材料を組み合わせ効率よく、コラーゲンを摂取できるよう考え作られています。
- サチヴァミン複合体
- サチヴァミン複合体はニンニクに含まれる栄養成分の総称で、それ自体に臭さは全くありません。ニンニクの臭さはその中に含まれる分解酵素が空気に触れることによって、発生するのです。小牧博士が開発したブドウ糖を使った特殊な製法で、この分解酵素を働かなくすることによって、臭さのないニンニクの栄養成分だけが抽出できます。
サチヴァミン複合体の生理作用を一言で言い表すとしたら、「細胞を若返らせる」、つまり、ゲル化(老化して水分の少なくなった状態)した細胞のコロイドをゾル化(水分を多く含む、みずみずしい状態)させることにあります。サチヴァミン複合体には、S=S結合という化学構造があり、これが体内で細胞のゲル化を防ぐだけでなく、ゾル状態に回復させる働き(還元作用)をするのです。 - 食物繊維
- 繊維が腸壁を刺激して、胃腸の運動や消化液の分泌を活発にします。腸内細菌が食物繊維を栄養にして繁殖し、ビタミンB群などを合成する。小腸での消化時間を長くして、糖分が急に吸収されて生ずる血糖値の急上昇を和らげる。大腸での食物の通過時間を短くして、腸内細菌の作用で排便をスムーズにする。胆汁酸の吸収を抑え、血中コレステロールの量を下げる。有害物質、毒性金属を吸着して、発ガンのリスクを減らす。
- カルシウム
- カルシウムは骨に対するコラーゲンの効果を補助する目的で配合されています。骨粗鬆症は、コラーゲンが老化して骨にカルシウムをつなぎ止められない のが主な原因ですから、コラーゲンと一緒にカルシウムが摂取できれば、補助的な役割を果たすと考えられています。
- ビタミンC
- ビタミンCの主な働きとしては、血管を丈夫にすることや、血小板や赤血球を増やすこと、血液を造るのに大切なミネラルである鉄分の吸収を良くすることなどが挙げられます。また、増血作用があり血液凝固機能も促進するほか、メラニンの生成を制御して、シミやソバカスなどの色素の異常沈着を防ぎます。このほか、感染症や壊血病を防いだり、アレルギー物質の働きを抑えたりもします。
- オリゴ糖
- オリゴ糖には腸内のビフィズス菌を増やす働きがあり、食物繊維の効果と相まって腸での栄養吸収を円滑にします。そこで、コラーゲンとビタミンCとサチヴァミンが効率的に働くのです。
- ビタミンB1
- ビタミンB1は糖質の代謝に重要 な役割を果たすだけでなく、別名「精神的ビタミン」と言われるように、神経組織にも働きかけます。自立神経を正常に保ち、便秘や胃腸障害になりにくくする のです。
各臓器が正常に働けば、せっかく摂った良い成分が無駄になることも少ないでしょう。
「コラーゲン、ビタミンC、サチヴァミン複合体の相乗効果」
口から摂り入れられたコラーゲンは、体内でいくつかのアミノ酸に分解されます。それらを必要なコラーゲンの型(コラーゲンは身体の部位によって少しずつ型が違います)に再合成する時には、ビタミンCが不可欠です。
ところがビタミンCは水溶性ですから、体内に長く留めておくことができません。そこでまた、サチヴァミン複合体が活躍します。サチヴァミン複合体は水溶性ビタミンを体内に長く留めておく働きがあるので、コラーゲンを再合成するためのビタミンCを通常よりも長い間使うことができるようになります。
このようにコラーゲンとビタミンCとサチヴァミン複合体を一緒に摂れば、それぞれの成分が強力に助け合って、相乗効果を生み出してくれるのです。
こうして、より効果的なコラーゲンの補助を目的に、この3種類を混合したコラーゲン食品が試作されました。
その後の実験で、「血漿コレステロール低下作用」・「ビタミンB1体内留保作用」・「肝機能回復促進作用」等においてはっきりと相乗効果が見られ、『エス・ワン・エス』の原型が誕生したのです。
この実験結果は、第40回日本栄養改善学会において、小牧博士によって発表されています。
余計なものは入れない。原材料に自信あり。
香料、甘味料、防腐剤、着色料などの添加物は一切使用しておりません。
もちろん、添加物の安全性は国が認めていますが、それでも長期的な摂取はできるかぎり避けた方が無難です。
また、使用しているコラーゲンは、希少性の高い一番しぼりコラーゲン、もちろん脂肪分ゼロです。
さらなるロングセラーを目指して
お医者さんの中には「コラーゲンなんか効かない」という人がいます。
「食品で膝の痛みが治る可能性はない」という人もいます。
しかし、コラーゲンの補給を目的とした食品がたくさん市場に出回るようになり、
地道な研究活動と営業活動が実を結び、少しずつクリニックにも商品を置いていただけるようになりました。
添付スプーン1杯に約5,000mgのコラーゲン。
その5,000mgが最大限に生かされるように選択された副原材料。
山中太木医学博士、榎木義祐医学博士、小牧久時農学博士、
3人の研究成果がぎっしりと詰まった唯一無二の商品。
それが、『エス・ワン・エス』ブランドです。